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白の旋律〈白の光〉~旋律№163 蜂蜜の寿命~

〈白の未開封未来〉

      旋律№163 蜂蜜の寿命

                                    白

 

 いつになれば俺に未来は来るのだろういつまでたっても現在止まりだ四角の中に居るようだ

外からはまるでそうは見えていないらしいそれだから何も不幸に感じる俺だけが

 

 ただ心拍数を上げたくて無駄にペダルをこいでみる

 

 在りたい 在りたい

 

 あそこの信号けっこう好き

 

 この辺全然トイレないなあるのはゴミ箱だけいっそのこと……

 

 男たちはピンクの箱を車の荷台に積む

 

 無理して背伸びして髪の毛伸ばしてた「若かった頃は」なんて言いたくはないからまた伸ばそう

 

 こうして♪とともに詩はできていく

 

 感度も感じないまま今年のバレンタインも過ぎて逝った白い♡のまんま

 

 あそこの信号青めがけて行くぞ

 

 剥ぐと剥くとハグと無垢

 

 メトロノームと残りの宿命〈いのち〉をリンクして

 

 灰色の猫が道路の端を横切った痩せたやつだった

 

 すごい急角度で飛行機雲がピューッと朝の空を急上昇していった鮮やかで強く新しい白

 

 新しい本の終わり方

 

 なんか聴きながらやらないともたないんだ魂が

 

 なんだ今のやつ目ん玉が違うとこに付いてんじゃねえか人様の食事前だってのに

 

 コップに手を伸ばした、そのガラスの曇りがひどく気になったので触るのもやめた

 

 沈んだ砂糖はどうしていますか

 

 陽の沈みそうな風の強い寒空に白い小鳥が一羽飛んだ一羽だけ

 

 勉強なんかしたくないもうなにもしたくない

 

 今日のうお座は何位だったのだろう仕事を休んでそう思う皮膚科へ行くこれで最後の薬にしよう

 

 変な歩き方の黒いリュックを見た左の脚にだけ印がついている

 

 誰かのマスクが落ちていた、昨日のテレビで能面にも表情はあるらしい、見せ方らしい 

 

 昨日と同じズボンでは性癖臭いですか、スカートなら善ですか

 

 次の駅に着いた歯列矯正の看板ばかりだ

 

 あの猫のようにどこか遠くの方で死んでしまいたい

 

 全部のコンセント抜いてしまいたい

 

 頭上を電車が通る♪

 

 あの子にマスク外したとこ見せられなかったなやっぱりあの日に卒業しちゃったのかな

 

 春風会社追い風となって始まり告げるのか終いを急かしているのかあと三日の日常です

 

 背中の後ろでは自分がもういない日のことぉ話してる声が聞こえる

 

 寝て起きてそして明日が来たらおしまいが始まる朝が来る

 

 分身するしかないんだよもう結局心の支えが無いもんな

 

 いつからだろうこの道に慣れきってしまったのはあんなに遠く坂ばかりに感じてたのに

 

 アスファルトに跳ね返る朝日がまぶしい朝でした

 

 希望しかないよ、もう

 

 蜂蜜の寿命

 ただれゆく蜂蜜の寿命

 優しく甘い蜂蜜の寿命

 

 ヒタヒタと上の階の住人が流す水の♪だ

 

 未開封未来またキミに逢いに行く

 

 ネクタイを邪魔しないように生きないといけないのか風に立ち向かわないといけないのか

「どうか迷子になりませんように」

 

 

 

     誕生日    二〇一三/三/二十六〈火〉

     編集完了日  二〇一三/三/二十六〈火〉

Cocolog_oekaki_2013_03_26_20_00

ps路頭に迷った箒星

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