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白の旋律〈白の詩〉~旋律№20 秋の旋律~

〈白の温もり〉

 旋律№20 秋の旋律
                                   白
オッ、紅葉してきたな。
僕にその変化を知らせてくれたのは、フッと、ソコッと視野の中に入り込んできた一匹のトンボさんでした。

広場のベンチに独り落ち着き、いつものように下をうつむいて昼食をむさぼり喰う僕は、夏も終わろうとしていたこんな今日の日に、チラチラと何か新しい気配を感じだして、そいつを掴まえてやろうと、地面からスーッと空に向かってアングルを持ち上げて見ると、そこには満開のトンボさんたちが画面一杯に羽を広げて、白昼の空中にチッコイ花火を描いているようで、そのすぐ後ろでは、ほんのりと幸せに色づきだした種々の木々さんたちがその歓びを色彩としてこの景色に放ち始めたんだ。

それらは、他愛もない僕の昼食風景の中にほんの一時だけ、色彩がかいま見られた瞬間でした。

ここにはまだ、キーンというセミさんたちの鳴き声が響き残っています。

「さぁっ、午後も授業ガンバッかな。」


誕生日 二〇〇五/十/七(金)
編集日 二〇〇五/十/八(土)

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